学校適正配置等調査特別委員会〜平成14年2月21日

 

○横田委員


◎適正配置にかかわる進路指導等について

端的に、何点かお伺いします。

適配で来月に各校の閉校式を迎えまして一応のめどがつくということですが、これまで、対象校あるいは受入校で表面化した問題は、例えば、さきほどいじめなどは全くないというお話でございましたが、指導が行き届かなかった、あるいは荒れただとか、学級崩壊だとか、それからいじめの関係だとか、こういった表面化した問題というのは今までありませんということで確認してよろしいのですか。

○(学教)京谷主幹

さきほども申しましたように、各学校を通じましてそういった報告をいただいている中では、そういったことはございませんでした。

 

○横田委員

このアンケートということで、思いもかけない答えが出てくることはないのかなと思いますけれども、我々自民党としては、粛々と適正配置が行われて、無事にこの3月末で終了するのかと思っていますので、特に大きな質問というのはないですが、一つ、3校の進路関係といいましょうか、受験に対する進路指導だとか、この辺は、当初、随分心配されていました。どうでしょうか。高校受験の数なども出そろっていると思いますが、その辺の現状で問題点等々がなかったのか、お答えください。

 

○(学教)指導室佐藤主幹

対象3校の受験にかかわります進路指導の状況についてでございますが、全市的に行われます年間3回の進路状況調査によりますと、最も近くで行われましたのは12月中旬でございます。12月中旬に行われました調査結果を見ますと、昨年度、今年度、それぞれの数字に大きな変化がないように見受けられます。

 

○教育長

3月15日の卒業式で生徒は離れますけれども、生徒の進路指導は翌月の4月までまたがりまして、4月に有朋高校への受験や、定時制課程は30日に2次募集、合格発表が4月にというようなことがございますので、学校がなくなっても子どもの問い合わせに応ずることができるような進路指導体制を保っていきたい、そう考えております。

 

○横田委員

心配された進路指導も適切に行われているということかなと思います。

◎免許教科に基づく指導体制の確保について

もう1点だけ、今、教員の異動の作業に入っているかと思いますが、3校がなくなりますと、当然、学校数は減る、それから、新年度の生徒数が若干減るやには伺っております。当初の目的の免許外の教科をできるだけなくするということで、シミュレーションの数字も以前に出ておりますが、最近、一番新しい数字で、当初予定どおりの数字が確保できるのかどうか、これについてお尋ねします。

 

○(学教)総務課長

ただいま、配置異動の作業中でございますが、今現在であれば、今年以上に免許教科に基づいた指導体制を組めると考えております。平成14年度につきましては、13年度に比べまして、より改善されるというふうに考えております。

 

○横田委員

当然、改善されるためにやったわけで、改善されるということはいいのですけれども、予定どおりの数が確保できるということでよろしいですか。

 

○(学教)総務課長

今現在はまだ確定しておりませんので、確実に言えない部分がありますけれども、教員数という実数的に見ますと、免許外の時数が結構削減されていく、こういう状況は予想されるというふうに考えております。

 

○横田委員

今のお話しですと、当初予定どおりに免許外の時数が削減されるということですので、さきほどのアンケートの結果などを十分踏まえて、そういった免許外の関係、あるいは今言ったような進路の関係についての細かいアンケートの項目などが必要なのかと思います。どうだったでしょうか程度ではなくて、踏み込んだ調査などをしていただきたいということをお伝えしまして、質問を終わります。

 

○委員長

自民党の質疑を終結し、市民クラブに移します。