学校適正配置等調査特別委員会〜平成16224

 

○横田委員

今、実施計画策定に向けての過渡期といいましょうか、編成期でいろいろ意見を徴取して、3月いっぱいまでやるということですので、それを粛々と進めていただきたいと思います。

 

◎白紙撤回の意見の有無について

前回もいろいろなことを聞いたのですけれども、13会場全部終わりまして、その他のご意見が出ているようですが、エキサイトした声も出ていたり、それから不安の声も少なからずあります。この中で、全会場で学校の適正配置は必要ないだろう、しなくていい、白紙撤回というような意見があったのかどうか、それだけをお聞きします。

 

○(学教)京谷主幹

13会場においでいただいた中の大半の方々は、ある意味では適正配置をしないでほしいという意見の方が多かったように感じてございますけれども、そういった中で白紙撤回をしてくれという、全部が全部そういった意見の方であったかというと、必ずしもそうではないと受け止めております。ただ我々からすると、会場においでの方々の大半は、適正配置については極論から申せば、反対の意見を述べたいという考え方の方が多かった。あるいは条件付きであればいいですよと。それから、この主な意見・要望に載せてございますように、やはり子どものことを考えたら適正配置を進めてほしいという意見であったと感じてございます。

 

○教育長

全体にかかわりましては、説明会を進めるに当たりまして、次第に理解が深まっていったと考えております。特に複式校での意見の中で、こういう考え方もあるのではないかと。特認校方式を考えてはどうかとか、あるいは大規模と小規模が並列している場合は、その線引きをちょっと変えて学校の規模を大きくしたらどうかとか、教育条件を緩和して大事にしたいという意見が非常に多く出されました。今、主幹が不安という、そういう声を言いましたが、その不安というのは何になるかというと、自分たちの子どもが通っていた学校がなくなるということについての不安、もし学校が変わった場合に、通学路に対して、それが絶対に大丈夫なのかという不安、そういう質問が多かったので、それはこれから検討しなければいけない、じゅうぶん考えてまいりたいという回答で、だんだん消えていきまして、早く実施計画をとにかく示してほしいと、その段階になったら、また意見を言いたいと、そういう形に導かれていったと考えております。

 

○横田委員

わかりました。私が聞きたかったのは、この計画、不安はもちろんたくさん出ていますのでわかるのですが、やるべきでないと、白紙撤回しなさい、そういったご意見があったのか。あったとすれば、全体の中でどれぐらいだったのか、これを端的にお聞きしたいということです。

 

○(学教)京谷主幹

私の説明不足で申しわけありませんでしたが、白紙撤回をすべきだというようなものは、実際ありました。どの程度の割合かというと、13会場すべてではないのですけれども、少なくても7会場ぐらいは、そういった意見の方があったと私は記憶しております。

 

○学校教育部長

先ほど主幹から白紙撤回うんぬんという話がございましたが、幾つかの会場からはそういう意見は出されましたが、私ども、実際に数えているところでございませんので、一応そういう意見もあったということで、ご承知おきいただければと思います。