学校適正配置等調査特別委員会〜平成161115

 

○横田委員

◎計画案に関して

今日計画案が示されまして、当面これから今大きな節目ですので、改めて自民党の立場で合意点を見たいと思います。5年ほど前ですか、前期のときに適正配置をしますということで、この特別委員会が設置されたわけです。それで、中学校が終わりまして、いよいよ小学校に入ると。5年数か月かかったわけです。いろいろなご意見がたくさん出ておりますし、私も読みました。我々はその趣旨に即してという立場ですから、私も具体的なことについては、これからまだ細かい部分ではいろいろお聞きしたりあるいは改善を求めたりする部分もありますけれども本筋ではどうぞやっていただきたい。

それで、こういった大きなことを改革時というのは進めるに当たっては、先ほど来から、各委員からご意見が出ていますけれども、いろいろな困難が出てくるわけです。では、困難があるからやめようかという話ではなくて、この委員会はその困難をできるだけ少なくしましょうというためにあるし、いろいろな議論がされているのだと私は思っています。

我が党が一番お願いしたいのは、これは共産党も言っておりますけれども、やはりしっかりとした説明会をしていただきたいということです。いろいろな地域の皆さんのご意見が当然あるわけで、保護者が、子どもたちがかわいそうだと、大量に転校させるのは厳しいというご意見もあるのかもしれませんけれども、逆に1学級でずっと6年生まで同じ子たちと、クラスがえもない、それからいろいろな大きな行事もできない、ぜひたくさんの友達と交流したいという、そういった意見も私は少なからずあると思うのです。

先ほど総務常任委員会の視察の話が出ましたが郡山市は小学校5校を統合したのですが、これは地域の皆さん保護者からの要望です、一番最初のきっかけは。このままでは子どもたちが非常に寂しい思いをしている、ぜひ5校を一緒にしてくれという地域の期成会といいましょうか、そういうものができて、それから教育委員会が動き出したと。ここと状況はちょっと違うわけですけれども、そういったことがあるわけです。ですから、これから説明会でいろいろご意見が出ると思いますから、それをしっかり聞いて、繰り返しますけれども、困難を乗り越えていって、改革をしましょうと。

私、小学校のとき稲穂小学校でしたが、当時、色内小学校が火事で焼けまして、それこそたくさんの児童が来ました。最初はちょっと不安でした、どんな子が来るかと。ところがやっていくうちに、たくさんのみんなと仲間になれましたし、今でももちろんつき合っている人もいます。そういったいい面もたくさんあるわけですから、その辺を説明会でしっかりと説明していただきたいというのが1点です。これは答弁は要りません。

 

◎通学距離について

それから、通学距離の話が先ほど来から出ております。確かに2.4キロメートルはちょっと長いのかと思いますが、これは実際に歩いてどのぐらいかかったかというのはやってみましたか。

 

○(教育)京谷主幹

中央地区はそうなのですけれども、手宮地区に限りましては、小学校1年生、2年生の管理職の子どもがおりましたので、一緒に歩いてどのぐらい時間がかかったのか、先ほど説明したように3ルートに分けまして、実際歩いてもらって調査はいたしました。

 

○横田委員

学校まで子ども方はどのぐらいかかりましたか。3ルートあるようですけれども。

 

○(教育)京谷主幹

一番遠いいわゆる末広経由、手宮バスターミナル経由、それが約44分になります。もちろん手宮西小学校までの片道です。それから、真ん中のルートにつきましては約37分ということです。それから、一番下のルートにつきましては34分というふうになっております。

 

    横田委員

小学校6年生だと40分ぐらいは歩けると思いますけれども小学校1年生だとこれはぶらぶらしながら行ってぽこぽこと歩いている時間でしょうから、まあ1時間ぐらいかかるのでしょう。長い時間歩くというのは、それだけでもちろん危険にもさらされる時間が多いわけですから、児童の安全という面からも、やはりここを歩かせるというのではなく、別な手段をとっていただくようなことはしていただきたいということを考えております。その辺も、先ほどからも山田委員が言っていましたけれども、なるべく早くその結論を出して、説明会でも説明できるような形にした方が、この地区に限ってはいいのかなという気もしますので、その辺の検討もしっかりとされて、それぞれのご意見もいただいて、ただ児童の安全という点、これだけはしっかりと守ってもらわないと、春にやらせるということですので、よろしくお願いします。