学校適正配置等調査特別委員会〜平成19年2月21日

 

○横田委員

◎検討委員会と教育委員会事務局との関係について

ただいまの議論を聞いて、我が党の見解を述べながら、現在の進め方についてお尋ねしたいと思いますが、御案内のように最初の小学校適正配置計画実施計画(案)が取下げになったということで、その後、そうしたらどうしますかということで、私もいましたし、ほかの委員もいましたけれども、今まさに検討を重ねているこの検討委員会、そのときはまだ名称が決まっていませんでしたが、そういった委員会的なものをつくって、そこでいろいろ市民の意見も聞きながら、諮問答申を得て、それから教育委員会でまとめたらどうだろうと、そういう御意見があって、この流れになったわけであります。

それで、既に6回の検討委員会がなされているわけです。我が党はこのスケジュールに沿って淡々とやっていただきたいわけですけれども、先ほどからのお話を聞きますと、理事会でいろいろな議論があります。検討委員会を設置して、今まさに検討しているところに議会の手を突っ込むとはいいませんけれども、議会側がどうだこうだと、いわゆる二本立てでいってしまうような流れはそれはだめだということで、検討委員会の議論、そして中間報告、これは表に出るわけですから、それが出るまではしっかりと議論をしていただきたいと。これも先ほどからの議論のように、15人の委員はこれはすべて責任を持って議論するわけです。ですから、自分たちの答申に責任を持てるように、質問をしていたし責任を持てるような議論をしなければならないわけですね。そうであれば、当然のように地域の皆さん方の声も聞くだろうし、それからさまざまな方向で中間報告を出すというか、あるいはその後の最終答申までしっかりとやる。これはもうそれこそ我々が信頼をしてお任せしているわけですから、それ以外にそうではないだろうとか、こうだろうなどと、いわゆる干渉という言葉が出ましたけれども、そういうことはすべきではもちろんないわけです。ですから、我々はそれまでには理事会で必要ないだろうと、必要ないというか、それを見守りましょうということを決めてやったわけです。共産党はそれに賛成しなかったというけれども。

(不規則発言あり)

決まったことに、では私たちは反対したのだから、それをないがしろにしたとか、それから何ですか、今まで3名でやっているのは我々は反対したのに何で3名なのだと、今言われてもどうしようもできないわけですよね。その辺の議論はもう既に終わって

(「終わっていない」と呼ぶ者あり)

今着々と進んでいるわけですから、それは教育委員会としてはしっかりと事務レベルといいますか、そういうことで私は検討委員会のうまく中間まとめのお手伝いをするようなことをしっかりしていただければいいと思っているわけですが、その辺についての御意見はいかがですか。

 

○(教育)山村主幹

今、検討委員会と教育委員会事務局との部分でございます。当然ある意味では共同作業という部分もあろうかと思います。しかしながら、市民の声を聞くという一点で私たちの思い、あるいは前回小学校適正配置計画実施計画(案)の説明会の中で幾つか出た意見、そういった思いを教育委員会としても検討委員会に込めているつもりであります。ですから、検討委員会の議論の内容については、逐一ホームページを利用して会議の概略ということで、一言一句とは言いませんけれども、ほぼ99%の発言については紹介をして、また、それに対して思うところがあれば、メールなり、あるいは手紙でも構いませんので、教育委員会事務局にお伝えいただければ、それを検討委員会に紹介をするということもホームページの中でうたっているわけです。ですから、すべて検討委員会に教育委員会事務局がおんぶしているのかということでの見方については、まことに申しわけないのですけれども、そうではないということを、強くこの場において話をさせていただきたいというふうに考えてございます。

 

○横田委員

私もホームページで会議の概略を見ていますが、非常に膨大な量です。これをやる、それこそ事務方も大変でしょうけれども、読む方も大変なぐらい子細な議論が交わされております。我々としては、これをしっかりと読みながら、どういう議論がされているのか、中間報告が出た後に学校適正配置等調査特別委員会ももちろん開くと思いますので、そこで議論をする、あるいはこの検討委員会が先ほど言ったように、懇談会の開催も視野に入れて住民の意見を聞いて最終答申を出すということで、それを踏まえて今度は教育委員会が計画をつくる。それに対しても、まださらに市民の意見を聞くということでありますから、我々としてはそれをしっかりと、本当に市民の意見を聞くというのは、これはもちろん大事なことですので、要所要所でしっかりと聞き、それを聞いた結果がどうだったのかということまでをこのように出していただきながら、進めていただければと。我々は同じてつを踏まない、小学校の適正配置計画案ができるのだと思っていますので、ひとつしっかりとその辺をやってほしい。教育長、どうですか。

 

○教育長

今、横田委員から大変貴重な御意見もいただきましたが、横田委員と同じ思いで私どもはこの仕事を進めてございますので、先ほど部長の方からも言いましたように、その段階その段階と言うよりも、中間まとめが終わってから、また皆さんの御意見をいただく。それから、本格的なまとめの後もいただく。さらに私どもが案をつくり、そしてそれにかけてもまた皆さんに御意見をいただくという、そういうステップを踏みながら、今回の小中学校、小樽の小中学校が皆さんの期待に沿うような、そういうような適正配置計画を考えてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。