平成19年第四回定例会予算特別委員会〜平成19年12月13日

 

○横田委員

簡潔に一、二点だけお伺いします。

◎人口減対策について

まず、本会議でもお伺いしましたが、人口減の対策についてでありますが、選挙の公約の話が出ていまして、私の公約で新聞に出たのは、人口減に歯止めをかけるというものでした。2,000人が毎年減っていっているということですから、これは極めて深刻な状況だと思います。いろいろ聞きたいことはちょっとまた後の委員会にしますけれども、この人口減を対策するそのチームといいましようか、研究班みたいなものが去年かおととしにできて、そこでもいかにして各部にわたって人口の減少に歯止めをかけるかという議論がなされたようでありますので、その内容と、どのようなことがなされたのか、対策といいましょうか、その辺の話をまず聞かせていただきます。

 

○(総務)企画政策室相庭主幹

人口対策に対するチームといいますか、組織ですけれども、平成17年12月に人口対策会議というものを経済部、市民部、福祉部、保健所、建設部、教育部といった子育てですとか、そういった部分に関係する課長をメンバーといたしまして、先ほど申し上げましたように12月13日に第1回の会議を開いてございます。その中で、これまでの人口の動向とか、これから取り組む対策といいますか施策、そういったものについて平成18年6月に取りまとめを行ったところでございます。取りまとめの中身といたしましては、柱といたしましては「働きやすいまち」、それから「産み育てやすいまち」「住みやすいまち」「暮らしやすいまち」「訪ねたいまち」「交流したいまち」という柱を立てまして、それぞれの項目の中で雇用とか子育て、そういった観点から取り組める施策はないかということで、決定したところでございます。

 

○横田委員

これまでもたぶん具体策とかをいろいろ検討されたでしょうし、いろいろな施策をしたと、答弁でもいただいております。ただ、残念ながらあまり効果がないという気がいたしますので、どうやったら人口の減少に歯止めをかけるかという、増やせとは言いません、この御時世といいましょうか、全国的な傾向でしょうから。何とか減少率のカーブを緩めていくみたいなチームというのでしょうか、そのようなものをつくっていただいて検討していただきたいと思います。増えているところもあるわけですので、その辺のところも研究していただければいいと思います。本当に簡単には増えないのは重々理解していますので、よろしくお願いします。

 

◎景観を阻害する建築物について

もう一点、景観の関係で聞いたのですが、景観に影響を与えるような建物なりができる前に、できてから、あるいは確認申請がおりてから、「何だこれは」という話になってしまうと、どうにもならないという話をさせていただきました。それを何とか議論ができるような仕組みづくりをできないのかということで聞いたのですが、有効な策はないということでありましたけれども、今日、質問をするに当たって原課と話をしたところ、何とかしたいということなのですけれども、その辺についてのお答えをもらって、私の質問を終わります。

 

○(建設)まちづくり推進室長

市内の景観を阻害するような大規模な建築物が建つ。それの事前の情報を何とかいただけないかということで、市民の皆さんなりいろいろな方からそういうことがやはり必要ではないかという議論があるということは、我々も十分承知をしております。現在、全市的な部分では景観計画の策定を進めておりますけれども、さらに進めて当然ながら景観条例の改正にまで進めていかなければならない状況にありますので、その中でいろいろと議論しておりますけれども、事前にそういった情報なりというものがどういった形で提供できるのか、そういったような仕組みについてその中でも検討しておりますので、今後どういったことができるか、十分に検討を進めてまいりたいというふうに思っております。